共に感じる、共にそれを共有する、またお客様とお互いの思いが共鳴し合える美容室
東通りロックンボウル近くに新しく出来た美容室です。GROKとは「共感」という意味である。
共に感じる、共にそれを共有する、またお客様とお互いの思いが共鳴し合える美容室。
そんな思いの代弁者として空間デザインに表現したいとプランを進めました。
またそれとオーナーが仙台で腕を磨いてきたというセールスポイント。
オーナーから「アンティークモダンラインでのデザイン」での希望から高価・安価素材にかかわらず本物の持つ素材感・質感・存在感のある材料を洗練されたスマートな、使い方・バランスで構成・デザインすることに徹しました。
と言っても多くの予算を費やす訳にもいかないので、今回は様々な試みもしています。
床は、既存の長尺シートを基本剥したそのままにクリアー塗装を施した仕上げ壁面は、既存のクロスや新規ボード貼り壁そのままにその上から塗れる塗り壁材のコテ及びローラー仕上げ天井だけは安価に素材感というよりカラーリングとしての選択により濃茶のクロス貼りでそして、空間を締めるポイント素材として壁面に張った古足場板材、セットカウンターに使ったスチール素板のサンダー掛け仕上げ、シャンプースペース壁面や一部パネルに施したモルタルコテムラ仕上げ最後にそれらの風合いを生かすよう考えて配置した間接光源や照明器具と最初に意図した空間イメージは結構表現出来たのではないかと思います。